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2024-03-27 [介護]

昨夜 実印が見つかったらしく
「私の置いたところではないところにあった」と母が叫んでいた。
「あんた 実印を何に使ったのよ」
「明日 裁判所に行ってくる。この家の名義も変えてくる」と叫んでいた。

その後 睡眠導入剤を飲んで 今日(水曜)は午後まで起きてこなかった。
12時 私は洗濯をした。
15時 近くになって ピッピッと音がした。
母が電話をかけているのだ。
最初「どこにかければ良いかわからなかったので」と言っていた。
相手の声が 小さいとも言っていた。
次は ○○警察署にかけていた。
私は 録音をしたのだが どうも音量が小さくて 聞き返してみてもわからなかった。
「うちの鍵を玄関に置いておいたのを泥棒に盗られたんですよ。
時計3個と 私のスカートも 電化製品は壊していくし
泥棒の家はわかっているんです。(と言って読み上げた母)
とにかくうちに来てください。それから一緒に行ってください泥棒の家に。
はい 待っています。あなた お名前は」そんな感じだった。

え? また 乗り込んで行くのか?
もし警察が本当に来てくれたなら 鍵をかけずに出かけることはないだろう。
包括センターに話したい そう思って パソコンで包括の電話番号を控えた。
母の罵声は続きていた。 私は 母の罵声をあびながら 家を出た。
発症だ そう思うと悲しかった。玄関を出ると鍵をかけ 包括に電話した。
電話に出てくれた人は私を知っている人だったが「15:30には出かけなくてはならない」と言った。
「これから そちらに行きたいのですが 誰かいませんか?」と言うと
「職員が一人いますから どうぞ」と言ってくれた。

Nさんは 黒髪のショートだった。くせのある髪で硬そうな髪だった。
母の状況をパソコンで出力しておいて その紙に赤いボールペンで記入していった。
何から 話したら良いか 迷っていた私だけれど
Mさんを 泥棒認定してしまい。Mさん宅に押しかけて「返してください」と言った事件。
当然というか Mさんは 警察を呼んだ。
市や包括で 問題になり 強制入院させることになった。
○○病院では 院長が診察すると言ったが 入院すると若い医師だった。
それから ソーシャルワーカー(相談員)が私の携帯番号を母に伝えてしまい、
母は 早朝に看護師の目を盗んでのことだろう 早朝に私に電話をかけて
「家に 返して欲しい」と言っていた。もちろん私は電話には出ないので全て留守電に入っている。
母は 薬のせいかわからないが 入院中に骨折した。
一年以上入院となったが 看護師さんたちが 退院して欲しいようなことを言ってきた。
長い入院になると リハビリはもうできないから 寝ているだけだと言っていた。
それも私のような素人にはわからないことだった。
そんな骨折した人間を家において置けないと言うと 老健に入ることを提案された。
老健は 良いところだった。
母が家に戻ることになって 訪問のドクターが来てくれることになったが
もしもの時には 精神科が必要だとその契約の時には言っていた。
それで 都心の病院に相談の電話をかけ そこに行くことにした。
そこで 予約の間違いという事件があったので、私は もうその病院も嫌になった。
そういう意味では ついていないのだなと思った。

Nさんに話したことを書いているだけで 長くなったが
Nさんは 良い方で こちらでできることは 入院を勧めることだけれどと言っていた。
話を聞いてもらっただけで なんか整理されてきた。
罵声を浴びせられる事が 辛い事だと言えるだけでも 助かった。
特に「お母さんは 言葉だけでなく暴力を振るいますか?」と聞かれた時
あー 母よりも私の力が強いので 母の武器は暴言しかないのだなと実感した。
私が 母を突き飛ばしただけで 母はもう立ち上がれないのだ。

リハビリで母は歩けるようになったが、またMさんの家に押しかけてしまうかもしれない。
何が不安ですか?と聞かれて 私はそれを答えた。
母と同じで 母が交通事故に遭うよりも 他人に迷惑をかけることを心配しているのだった。

2024-01-19 パソコンを盗られた 母 発症 1月19日のことだった。

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